テストはどうだろう?

2011.06.27

テストはどうだろう?サピックス、日能研、四谷大塚などの中学受験大手は、独自のテストがカリキュラムに組み込まれている。このため塾によっては、授業料以外にテスト代も予定しておかなければいけない。大手三社の中で、日能研のテストシステムは情報処理の分野で群を抜いている。スピードが速く、答案をすぐ返してもらえるので復習に使いやすい。答案用紙をスキャニングして採点会場に転送することで可能となった迅速返却だ。しかし、五年生まではテストに追われるデメリット、つまりテストでの点取り=その週限りの勉強になってしまう。習い事などで上目にテストを受けられない場合もある。このため、五年生までのテストは年何回かの大きなものだけにして、その他はきっぱりと断るといった割り切りも必要だろう。塾にとってテストの収益は大きい。嫌な顔をされるかもしれないが、「お金がない」でもなんでも理由はつけられる。必要ないと感じたら堂々と断ってよい。中学受験を経験したことがない親世代は、自分自身の小学生時代に想いを馳せながらわが子の塾生活も考えてほしい。おそらく中学受験をしなかった親世代の多くは、小学校の勉強だけで済ませていたはずで、そうであれば毎週テストが行われ、その点数でクラスが替わり、細かに進路指導をされるということはなかったはずだ。テスト漬けの日々がどれだけ子どもに負担を強いることになるのかは、親としてできるだけ想像力をたくましくして考えてやるべきではないだろうか。

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