外国産の防虫剤加工されたものがほとんど

2011.10.22

自社の社員は営業や設計監理にたずさわらせて、実際の工事は下請け、孫請け業者でまかなう。すると、例えば3000万の契約なら、2割を元請会社の利益とすると、2400万が残る。下請けから孫請けまで複数の工務店や、配管工、土木会社などが入り、それぞれが2割の利益を得るとした場合、建築物自体の価格は1500万前後と、ほぼ半額になる。固定資産税の評価額が、上モノ(家屋)の場合、たとえ新築であっても工事契約額の半値以下になるのはこのためだ。しかも、多くの利益を生み出すために、かつては日本の風上・気候に合うとして国産のヒノキ、クリ、ケヤキなどが柱に使われたが、それらは高くつくために敬遠され、今はほとんどが防虫加工して輸入された外材である。畳なども国内で取れたイグサで国内で織られたものは少なく、今は外国産の防虫剤加工されたものがほとんどだ。そのため、新築病といわれる、シックハウス症候群が広がるなど、健康にも深刻な悪影響を及ぼしている。それでも、消費者が安ければ安いほどよい、という姿勢なのだから仕方がない、と業者はいう。